カフェ・喫茶店の印刷物

こだわりのあるメニューと空間で、訪れる方々にくつろぎの時間を提供するカフェ。お客様に手に取っていただく印刷物にもオリジナリティをプラスしたいものです。ほんのちょっとした心遣いが、何度も訪れたくなる空間づくりにきっと役立つでしょう。 ここでは、カフェ・喫茶店の印刷物に必要なアイテムや作成のポイントをご紹介していきます。

カフェで使われる印刷物とは
①目を引く「ショップカード」
②他店とは一味違う「コースター」
③お店らしさが伝わる「メニュー」
④誰かに贈りたくなる「ギフトボックス」
⑤さりげなくも印象に残る「シール」
⑥再訪が楽しみになる「ポイントカード」

カフェで使われる印刷物にはこのようなものが挙げられます。


お店にあった印刷物を使うことのメリットとは
全国にある個人経営のカフェ・喫茶店は、約5万店舗あります。ジャンルも多岐に渡り、それぞれが個性を出しつつ魅力ある店舗づくりに力を注いでいます。そんな中で馴染みのカフェとして多くのお客様に利用していただくには、印刷物からも「らしさ」を伝えていきたいですね。
例えば、自慢のドリンクには温かみのあるコースターを添えて。コーヒー豆やお菓子を店頭で販売する際には、おしゃれなギフトボックスを。細やかなところにまで独自のこだわりを出せるのは、個人店ならではのよい点でしょう。


カフェのキーワードは「デザイン性・素材感」
カフェは、空間だけでなく、食材や作り方などそれぞれの店舗でこだわりがあります。そのこだわりをオリジナルの印刷物によって表現するのも、ブランディングのひとつの方法です。
カフェ空間をスタイリッシュなデザインで表現したり、食材にこだわる想いを紙質で表現したりもできます。居心地の良さ、やわらかさや親しみやすさを表現するなら、印刷物のデザイン・素材に加え、色などで工夫するのもポイントです。


カフェでよく使われる印刷物
①ショップカード

カフェの雰囲気が伝わるショップカード
目にした瞬間、そのカフェの世界観が広がるようなショップカード。カフェの雰囲気をそのままに、想いを込めたカードを作って、ご来店時の印象を残していただきたいですね。
質感を大切に、気軽に手に取ってもらえるショップカード。カフェでのくつろぎの時間、満足感をお持ち帰りいただけるように「思わず手に取りたくなる」カードであることも重要です。温かみのある色合い、ざらつきのある紙質なども人気があります。

一目でお店の特徴が伝わる型抜き（ダイカット加工）のカードも印象的です。

②コースター

カフェでは欠かせないコースター
お客様にドリンクをお出しする時、必須アイテムのコースター。丸形をはじめ、いろいろな形でオリジナリティを表現することができます。同形、同色ではなく、数多くの色で作成すれば目新しく感じますね。

ドリンクにひと花添えて
形が少し違うだけで、思わず手に触れたくなる印刷物に様変わり。期間限定で形や紙の色を変えて作成するのも変化が楽しめそうですね。


③メニュー

素材や折り方にもこだわりを
このカフェにはどんなメニューがあるのか？わかりやすいデザイン性はもちろん、二つ折り、三つ折りなど、折り方も工夫するのも良いですね。親しみやすい雰囲気のメニューなら、気軽に手に取っていただけそうです。

何度もお客様にご案内するメニュー
何度も使用する印刷物なので、紙質や耐久性なども考慮して作成したいですね。しっかりとした材質なら、安心して使用できます。

④ギフトボックス

他の印刷物と統一感あるデザインで
お菓子やお茶など、ギフト商品として販売をするカフェもあるでしょう。その場合、パッケージはその他の印刷物と統一感あるものにしておくことがポイントです。

箱型以外のもギフトボックスも
角底箱は場所を取らずに店頭に並べることができます。形でもオリジナル感を出せるので、何種類か用意しておくのもおすすめです。オリジナルブレンドのコーヒードリップなど、ギフトボックスよりも少し気軽なお土産用にもご提案できます。


⑤シール

さまざまなシーンで活用できる優れもの
シールは、ギフトの包装やテイクアウト用のランチボックスなどでも活用できます。シーズンによって色を変えるなど、ちょっとした使い方の工夫でバリエーション豊かに見せることができます。

⑥ポイントカード

紙製のポイントカードで再来店のきっかけ作りに
何度もご利用いただけるよう、ポイントカードを作ってみるはいかがでしょうか。アプリ版ポイントカードをあえて使わず、温かみのある紙製のポイントカードも味わいがありますね。 来店ごとにハンコを押したり、お客様とのアナログ的なコミュニケーションにも役立ちそうです。もちろんポイント特典のご用意も◎。


お客様の制作例（デザインギャラリーより）
カフェや地域の人たちと一緒につくったショップカード

店舗に置いたスケッチブックに、子どもたちが自由に描いたラクガキを使ったデザイン。活版印刷によって、凹凸のある温かみあふれるカードに仕上がりました。
株式会社kotonowa様の制作例（ギャラリー）はこちら


ビストロ+カフェのショップカード

お店のイメージカラーでもあるグリーンが映えるショップカードです。表面のロゴは活版印刷、裏面はオフセット印刷。しっかりとした0.8ミリの紙質で制作しました。
パーラーつばめ様の制作例（ギャラリー）はこちら


カフェを連想させるコースター

丸形のコースターで、ブラウンの色味と風合いのある質感が特徴。リノベーションしたカフェを連想させる、イメージぴったりの印刷物に仕上がりました。
大島器械株式会社様の制作例（ギャラリー）はこちら


ドリップパックのパッケージ

紅茶とコーヒードリップパックを入れるために制作されたパッケージ。紙素材は「Basic ウッドブラウン」を使用しています。素朴でありながらしっかりとした紙質で、活版印刷の魅力が際立っています。
ニジノ絵本屋様の制作例（ギャラリー）はこちら


シンプルなデザインメニュー

シンプルでありながら温かみのある印象のメニュー。紙は「Cotton ナチュラル 232.8グラム」を使用しています。
喫茶去様の制作例（ギャラリー）はこちら


コーヒー屋さんをイメージさせるポイントカード

「コーヒー屋」さんであることを強く印象づけるために使われたブラウンのボード紙。表面・裏面それぞれ1色を使用、シンプルな中にもこだわりが詰まったポイントカードです。
HeyCoffee様の制作例（ギャラリー）はこちら


イベント告知用のフライヤー

イベント告知用に制作されたリーフレット。冬という季節から、クラフト紙にホワイトとダークブラウンの2色刷りで仕上げました。ほっこりとした雰囲気をイメージしています。
景色喫茶室様の制作例（ギャラリー）はこちら


まとめ
カフェ・喫茶店で使用する印刷物は、その店舗の空間や食材などこだわりをうまく伝えられることが大切です。紙の質や色、デザイン、印刷方法など細部までこだわって制作してみてはいかがでしょう。カフェの雰囲気や魅力が伝わる印刷物を作り、ブランディングにお役立てください。