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「ギフト用のクッキーを入れる箱を探しています」
2021/01/28
洋菓子店 商品開発ご担当
定番商品の焼き菓子の詰め合わせギフト箱を刷新したいとご来店。
商品は、国産米粉を使用した体に優しいマドレーヌやフィナンシェなどで個包装されています。
今は、黒の光沢ある紙の組箱なので、商品のイメージにより近い「ナチュラル」さや「手作り感」を表現した箱をお探しでした。ブランドのロゴは、英文書体でシンプルな印象です。
現在の箱には、フタ面にロゴ、そして底箱の側面1か所にも小さなデザインがゴールドの箔押しで加工されています。刷新する箱にもこの仕様をご希望でした。
「組箱は、店舗で組み立てる手間があるので、すでに箱の形状になっているものでおすすめは何ですか。」
お菓子のイメージである「ナチュラル・手作り感」を意識して、ボード紙グレーとブラウンの糊どめ箱をご紹介しました。
ボード紙は、表面に自然な風合いがある紙です。箱を開けた時のお菓子の焼き色がより引き立つということで、今回はボード紙グレーを選ばれました。
「箱を組み立てる手間がない分、置き場所が必要になりますね。少ない個数でも作れますか」
糊どめ箱は10個から作成が可能です。今までの組箱のご注文単位は500個とお伺いしたので、まずはお試しで100個にて作成をすることをおすすめしました。
「今回は2種類のサイズの箱を作る予定です。少しでもコストを抑える方法はありますか。」
今回の箱は、フタにロゴを、そして底箱の側面1か所にもワンポイントの箔押し加工をする予定です。2種類のサイズとも同じように加工するため、フタと底箱に各1か所、合計4か所の加工をします。通常は初回の箔押し型代が4型分で20,000円となり割高です。(50c㎡のサイズの場合型代1か所につき5000円+税)
そこで、ロゴとワンポイントの箔押し加工は、2種類の箱に共通の大きさで箔押し加工することをご提案。
箔押しの型は、サイズが同じであれば複数のアイテムに共用することができます。(一部商品を除く)それにより、初回の型代の費用を4型分から2型分のみと、半額に抑えることができました。
- ※相談事例は、個人を特定せずひとつの参考例としてご覧いただけるよう、内容を一部変更しています。
- ※商品・サービスは、ご相談当時の内容でお答えしているため、現在とは異なる場合があります。