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「独立を機に、個性が伝わる名刺をさがしています」
2019/07/08
フリーランス カリグラファー
今まで個人の趣味としてカリグラフィー作品を描いていたというお客様。このたび、本格的にカリグラファーとして始動すべく個展を開くことになり、名刺のご相談で来店されました。
フリーでお仕事をされる方にとって、名刺は今後の仕事に直結する大切なツール。職業柄、堅い感じではなくひと目で印象に残る個性的な名刺にしたいとイメージされています。
「以前友人の名刺で見た、活版印刷に興味があるんです。文字が少し凹む味のある印刷が気に入ったので、表に自分の名前、裏には作品を印刷したくて。でもカリグラフィーの文字は結構細いラインがあるので活版印刷で表現できるか心配なんです。」
作品の画像を拝見すると、一部分にとても繊細なラインがありました。さらに名刺サイズに縮小するためイメージ通りに表現が難しいのではと考えられました。
そこでお客様に、作品の印刷にはシャープに印刷できるオフセット印刷をご提案。興味をお持ちの活版印刷は、表面のお名前・住所などに使うことをおすすめしてみました。両面で印刷方法が違う?と心配になりますが、意外に違和感は感じません。企業で使う名刺でも、お名前は活版印刷し、裏面の支社一覧などはオフセット印刷しすっきり仕上げることは、よくご利用いただく組み合わせです。
お客様も、印刷の不安がなくなり安心されたご様子。料金についても、両面活版印刷から表面を活版印刷・裏面をオフセット印刷に変更したため少しお安くご提案できました。カリグラフィー作品の印刷色は、羽車の基本色から選ばれる予定で、数色の印刷色見本をご購入。ご自宅でゆっくり考えられてからご注文いただくことになりました。
- ※相談事例は、個人を特定せずひとつの参考例としてご覧いただけるよう、内容を一部変更しています。
- ※商品・サービスは、ご相談当時の内容でお答えしているため、現在とは異なる場合があります。