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「期間限定ジュースのビンにつける、タグを探しています」
2017/09/06
デザイナー
無農薬野菜の加工品を販売している農場の、ブランディングを担当されているお客様。通年扱うジャムや野菜スープに加え、季節限定ジュースを販売することになり、パッケージ全般を担当。来週先方に提案されるため、タグの紙やお見積りをざっくり知りたいと、ご来店くださいました。
「はじめはビンのラベルに“限定商品”と印刷しようと思いましたが、ちょっと弱いかなと。」棚に並んだ時に目に留まるようなインパクトがあること、また場合によっては“限定”を外すこともあるかもしれないと、両方のお考えから、タグで提案しようと考えられたそうです。
ビンのサンプルをお持ちでしたので、早速印刷サンプルをビンに掛けてイメージを確認。心配していたひもの長さは、二重に巻くとうまくいきそうです。また、ビンの丸みでちょうどタグがはね上がってしまわないか、ビンに対するタグの大きさなど全体のバランスをチェック。いろいろお試しいただいた結果、やや小さめのダイカット型が候補になりました。
「クライアントの農場には創業時の納屋があり、とてもステキなんです。そのシルエットをロゴに採用したほどで。」築80年の納屋のイメージから、アンティークな雰囲気のロウ引き加工が似合うと、タグの紙には未晒かホワイトクラフトのロウ引き加工をご検討。渋い色合いだけど、ロウ引きすると透けるからそこまで重たくならないですね、と気に入っていただけたようです。合わせる紐は、素朴な風合いの「麻」と、手作りらしい印象の「コットンツイスト」で先方に提案されることになりました。
- ※相談事例は、個人を特定せずひとつの参考例としてご覧いただけるよう、内容を一部変更しています。
- ※商品・サービスは、ご相談当時の内容でお答えしているため、現在とは異なる場合があります。