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「Cotton232.8gと348.8g、より活版印刷に向いているのは? 」

2017/05/09 
デザイナー

デザイナーのご友人が独立して事務所を開くことになったそうで忙しい友人に代わり、活版印刷がどんなものなのか見に来られた、同じくデザイナーのお客さま。

「データ入稿で活版印刷ができると聞いたので、まずはどんな感じか見に来ました」活版印刷はぐっと強めに押して、くっきりと凹みを出したいとお考えとのことで、まずはおすすめの紙として繊維が細くやわらかなコットンペーパーをご案内。強めの圧で印刷した場合、文字が太ってしまったり、紙の裏側に押されたような影響がでるため実際に印刷したサンプルをいくつかご覧いただきました。

「Cotton232.8gと、348.8gの紙では、裏面への影響に違いがあるんですね」名刺用としてよくご利用いただいている2種類の紙素材ですが、厚みの違いによって裏面への影響には差がありますので、そのあたりは実際に手に取りご確認いただきました。それも味わいのうちかな、と言われながらも、デザインによっては目立つかもねと紙サンプルを両方の厚みでご購入いただきました。

「活版でも、特色指定ってできるんですね!?」活版印刷=ブラックのみ、と思っていたというお客さま。ハグルマではカラフルな基本色からお選びいただける他、特色もインクをお作りして印刷可能です。「シンプルにしたいだろうから、たぶんブラックかグレーになると思うけど」、と印刷色サンプルからブラック、ライトグレイ、ダークグレイをサンプル購入されました。

最後に、くっきり凹みを表現するのであればゴシックの太目の線幅がおすすめとご案内。また、線の太さ、書体、デザインの範囲などによって印刷の圧のかかり方が変わるためいろいろなデザインの活版名刺サンプルを参考としてご覧いただきました。デザインはこれからつめていくそうなので、ご検討くださることになりました。

  • ※相談事例は、個人を特定せずひとつの参考例としてご覧いただけるよう、内容を一部変更しています。
  • ※商品・サービスは、ご相談当時の内容でお答えしているため、現在とは異なる場合があります。
 

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株式会社 羽車は封筒・紙製品・印刷物の製造販売を行っています。1918年に大阪で創業しました。

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大阪府堺市の本社工場では封筒生産機と印刷機を中心に70台を超える機械が稼働しています。
人と地球環境に優しく、 安心してお使いいただける魅力的な商品をご提供します。

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