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「全面が窓の封筒を、商品パッケージとして使いたい(作成をお受けできなかった事例)」
2017/03/23
雑貨ブランド 企画ご担当者様
キッチン雑貨ブランドの企画を担当されているお客様。Webサイトをご覧になり、ロウ引きの窓封筒をパッケージに使ってみたいとご来店くださいました。
「日本産高級リネンを使ったキッチンクロスの、商品パッケージとして使いたいんです」ナチュラルな雰囲気が商品に合いそうだと、候補に選ばれられた紙はホワイトクラフト。サイズとしては、角6封筒にキレイに入りそうです。リネンのクロスには織目の美しいパターン柄が5種類あるので、封筒の窓から見えるようにしてわかりやすく陳列したいとイメージされていました。
現在の商品は、厚めのPP袋に入れているそうですが、やや素っ気なく感じてしまい商品の価値が伝わらないとお悩みで、今回パッケージやタグなど見直すことを検討されています。既製封筒ではなくオリジナルの別製封筒として、角6封筒のおもて面ほとんどの面積を窓フィルムにしたいとご希望でしたが、製造上、全面窓の封筒は製造できないことをお伝えしました。また、ロウ引き加工は窓封筒にお作りできないことをご案内。ハグルマで可能な仕様として、中身が透けるトレーシングの封筒をご案内してみました。
「トレーシングはうっすら透けるような見え方なんですね」本来お作りになりたかったのは、繊細な柄がよく見える透明な商品窓。トレーシングではすりガラスのような見え方のため、織目の違いまでは判別できず今回は、ご依頼を見送られることになりました。
その他、活版印刷の名刺や、タグなども検討されたいとのことでサンプルなどご覧下さいました。
- ※相談事例は、個人を特定せずひとつの参考例としてご覧いただけるよう、内容を一部変更しています。
- ※商品・サービスは、ご相談当時の内容でお答えしているため、現在とは異なる場合があります。