90656
「老舗イメージを一新 若い客層を意識した封筒」
2016/12/16
酒造業 オーナー
酒造メーカーを経営されているオーナー様がご来店。50年以上蔵元として日本酒を製造されていましたが昨年オーナーが交代され、このたびクラフトビール部門を立ち上げられたとのこと。
クラフトビールの顧客層は20〜40代と既存顧客より若い世代のため、新しいイメージでビジネスツールを作成し、新事業をアピールしたいお考えです。紙と加工の確認とアイデア探しにご来店くださいました。
「日本酒部門とクラフトビール部門、どこかにデザインの共通性がほしいんですよ」今お使いの名刺を見せていただくと、濃い紺色の全面ベタ印刷で、名刺の中央に白抜きでロゴがデザインされています。ちょうど蔵元の紺色の前掛けのようで、いかにも日本酒を連想させるデザインです。
ビール部門のロゴ案は、木版画風の麦のイラストを古風な文字で丸く囲んだデザイン。印刷加工のイメージをつかんでいただくため、カードや封筒などのサンプルを見ていただきましたが、うちのロゴデザインに合いそうと、活版印刷を気に入られていました。
「ビール部門はブラウン系のイメージで作るっていうのもいいよね」今の名刺と、クラフト系の未晒(みざらし)の紙+ダークブラウンの活版印刷見本を並べて何度もご覧になりイメージをされていました。詳細はデザイナーの方にご相談予定ですが、日本酒部門は紺、ビール部門はブラウンの2本立てでいこうと、大まかな方向性をほぼ決定されていました。
- ※相談事例は、個人を特定せずひとつの参考例としてご覧いただけるよう、内容を一部変更しています。
- ※商品・サービスは、ご相談当時の内容でお答えしているため、現在とは異なる場合があります。