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第22回 紙イエロー×印刷色イエロー

モニター結果発表

  • 今回の企画内容

    今回の研究では、紙の色と同系色の印刷色でどのような表現ができるかを検証します。

    今回のテーマはイエロー×イエローです。 イエローのカードに、印刷色プロセスイエローで印刷を行います。 同系色の印刷は、さりげなく表現したい場合などに効果的ですが、内容によってはわかりづらいこともあります。 光の当たり具合や見る角度、またデザインによって、どのような表現ができるか検証していきたいと思います。

    第22回 紙イエロー×印刷色イエロー

    (上の画像について)
    紙:ボード紙 イエロー 465g
    トラの顔と体の部分:オフセット印刷1色 印刷色プロセスイエロー
    トラの目・口・ひげ部分:活版印刷1色 印刷色プロセスイエロー
    ※今回募集する企画では、オフセット印刷と活版印刷を組み合わせることはいたしません。
    同じデザインを異なる印刷方法で2種類(オフセット印刷/活版印刷)作成しますので印刷方法による違いも見ていただけます。

  • モニター 田辺智子様の作品

    紙 :ボード紙 イエロー 465g
    印刷:(左)オフセット印刷1色 印刷色:プロセスイエロー
       (右)活版印刷1色 印刷色:プロセスイエロー

    【田辺智子様からの感想】

    《今回のデザインのコンセプト》
    現物の用紙を見たときに、花の色だと思いつきました。そこで押し花を撮影した素材を使用し広い面積の部分(葉)と線の細かい部分(茎)を入れ込み異なる粗密の絵柄がどう再現されるかを検証しました。

    《実際に作品をご覧いただいた感想》
    活版印刷では、細かい箇所のつぶれを危惧していましたが、オフセット印刷と同等の鮮明な再現性があり驚きました。
    粗密のコントラストも上手く生かされており、思わず触れてみたくなる紙ならではの良さがありました。
    また予想以上に強度のある用紙につき、裏面に全く影響が出ていなかったことも嬉しい結果でした。

    オフセット印刷では、予想に反して絵柄が紙に馴染んでおらず印刷面はニス引きをしたようなツヤが出たことで控えめながらも絶妙な存在感がありました。
    紙の色とインクの色、意図的に2色で刷ったかのようにも見え、とても新鮮でした。

    《今回のカードの使い方》
    メッセージカードとして活用させて頂こうと思います。


    【スタッフからのコメント】
    鮮やかなイエローに花が描かれた素敵な作品です。
    光が当たると、活版印刷の凹凸の陰影とオフセット印刷のツヤ感の違いが際立ち、 それぞれの魅力がとてもよく感じられました。


    このたびはこの企画に賛同してご協力をいただき、ありがとうございました。

  • モニター 諏訪知大様の作品

    紙 :ボード紙 イエロー 465g
    印刷:(上)オフセット印刷1色 印刷色:プロセスイエロー
       (下)活版印刷1色 印刷色:プロセスイエロー

    【諏訪知大様からの感想】

    《今回のデザインのコンセプト》
    2022年寅年。今年(も)右肩上がりになりますように!

    《実際に作品をご覧いただいた感想》
    イエロー×イエローは立体感を生み出すのに効果的だと思いました。
    このまま留める潔さもありですが、やはりもう1色のせたいなと、レーザープリンターに再度通してみたりしてます。(スミ100%)

    《今回のカードの使い方》
    年賀状として使用


    【スタッフからのコメント】
    イエローのカードにスミでもう1色追加されたことで、同系色を使った立体感が、より力強く印象的に感じられました。
    虎のパンツがとても可愛いです。


    このたびはこの企画に賛同してご協力をいただき、ありがとうございました。

  • モニター 株式会社スタヂオポートマン様の作品

    紙 :ボード紙 イエロー 465g
    印刷:(上)オフセット印刷1色 印刷色:プロセスイエロー
       (下)活版印刷1色 印刷色:プロセスイエロー

    【株式会社スタヂオポートマン様からの感想】

    《今回のデザインのコンセプト》
    自社で立ち上げるブランド名の認知ツールとして制作を行いました。
    ブランドロゴを中心にシンプルに仕上げています。

    《実際に作品をご覧いただいた感想》
    紙質、印刷ともにとても素敵でした!
    黄色×黄色だと、視認性はどうなのかな?と思っていたのですが、主張しすぎず程よい具合の印刷で、とてもセクシーだと感じました。笑
    特に活版の方は、さりげなく陰影がついてより表情が出るのでお気に入りです^^

    《今回のカードの使い方》
    ブランド認知のために手渡しなどで配布予定です。
    また、サンプルを使用して撮影し、WEBサイト等のデザイン素材としても使用したいなと思っております。


    【スタッフからのコメント】
    ブランドツールとしてシンプルにデザインされた作品です。
    イエローの色目やカードの厚みによる存在感が、様々なツールの中でもひと際目を引きそうだと感じました。


    このたびはこの企画に賛同してご協力をいただき、ありがとうございました。

  • モニター 榊原絵里奈様の作品

    紙 :ボード紙 イエロー 465g
    印刷:(左)オフセット印刷1色 印刷色:プロセスイエロー
       (右)活版印刷1色 印刷色:プロセスイエロー

    【榊原絵里奈様からの感想】

    《今回のデザインのコンセプト》
    コロナに負けずに、願いを叶えて誰でも金運UP

    《実際に作品をご覧いただいた感想》
    活版の凹みがあった方が輪郭が分かりやすかったように思います。
    紙の種類ももう少し柔らかい紙や光沢なしの紙だったら凹みがもっとデザインが分かりやすくなるかもしれませんが、厚手具合がとても良くて高級感が出ていました。

    《今回のカードの使い方》
    今回の企画、当選したら配布しようかとはじめから考えていました。
    人がもらって嬉しいもので、イエロー×イエローで思いつくのが金運UP。
    黄色を重ねるのはWでご利益ありそうだと思い、先日欲しい方に郵送しました。
    自営業やフリーランスでお仕事されている方から連絡を受け2種類のカードを送りました。皆様の反応が楽しみです。


    【スタッフからのコメント】
    もらってうれしい金運UPの願いをこめたカード。とてもインパクトがあります。
    受け取った方がカードにどんな目を描かれるのか、どんな風に飾られるのか、楽しさを感じました。


    このたびはこの企画に賛同してご協力をいただき、ありがとうございました。

  • スタッフより

    紙イエロー×印刷色イエローをテーマに、4つのモニター作品を2種類の印刷方法で仕上げました。
    今回はある程度の視認性がありましたが、オフのツヤ感、活版の凹み具合など、組み合わせによる表現方法の違いがとてもよく出ていました。
    色物のカードは、白に比べてご注文は多くありませんが、色のもつインパクトは大きいです。
    立体感の演出など、表現方法の1つとして今後ご参考くださればと思います。

    今回の企画にご応募いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。

 

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株式会社 羽車は封筒・紙製品・印刷物の製造販売を行っています。1918年に大阪で創業しました。

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大阪府堺市の本社工場では封筒生産機と印刷機を中心に70台を超える機械が稼働しています。
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