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第1回 ロウ引き加工封筒

モニター結果発表

  • 第1回 ロウ引き加工封筒 モニター結果発表
    この企画は封筒の魅力をより引き出すため、普段難しいと思っている加工に挑戦しています。まず、今回はロウ引き加工とフルカラー印刷を合わせることによって、どのような表現になるかを試みるためにモニターを募集し、その中から3名の方に実際に協力していただきました。

    今回の企画内容

    ロウ引き加工とは、熱で溶かした蝋(ろう)を紙全体に塗ることによって紙の繊維の間にロウを染み込ませる加工です。加工すると紙に透明感が生まれ、少し古びたようなクラシックな印象を与えます。
    本来、1色2色の印刷が基本のロウ引き加工に、今回はフルカラー(4色)を使い商品を仕上げました。
    カラフルな色にロウ引き加工することによって、どのような雰囲気に仕上がるかを試みた企画です。

    それでは、今回モニターになっていただいた3名の方の作品を紹介します。

    第1回 ロウ引き加工封筒
  • モニター 日野様の作品

    【日野様からの感想】

    《ロウ引き加工の今までのイメージと実際ご覧になられた感想》
    正直なところ、ロウ引き加工がどんな風合いになるのかは全く想像がつきませんでしたが、実際拝見して、こんなに一度見たら忘れられないような雰囲気が出るんだなと思いました。また、紙自体の質感も普通の封筒とは全然違って、温かみがあると感じています。

    《フルカラーでデザインされた印刷の仕上り》
    フルカラーとロウ引きだと色が変わってしまうのではないかと思っていましたが、きれいに発色していてとても気に入りました。今回、4種類の封筒に印刷いただいたのですが、封筒の地色が黄色以外で、今回の弊社のデザインは映えているように感じました。半透明の封筒と一番濃い茶の印刷がお気に入りです。

    第1回 ロウ引き加工封筒

    《スタッフより》
    全面にデザインされたフルカラーの印刷が晒クラフト(白)の紙によく映えています。ロウ引き後との色合いの差はあまり感じられません。

    素材:晒クラフト(白)
    ロウ引き加工 写真下

    第1回 ロウ引き加工封筒

    接写すると少し沈んだ感じに見えますが、トレーシングより少ししっとりとしたイメージで予測していたよりはきれいに発色されているのではないでしょうか。

    素材:晒クラフト(白)
    ロウ引き加工 写真下

    第1回 ロウ引き加工封筒

    未晒クラフト(濃茶)に関しては、ロウ引きされたことによってより茶色が濃くなりますので、晒クラフト(白)の作品とは全く違った表情を見せています。

    素材:未晒クラフト(濃茶)
    ロウ引き加工 写真下

    今回のテーマであるフルカラー印刷で全面に表現していただきましたが、紙素材による色の変化がもっとも現れた作品でした。ロウ引きをすることで薄い色の紙はインクの色味がくっきりと表れ、濃い色の紙はより深く沈んでいるのがよくわかります。
    私たちのアンケート結果ではこのデザインであれば、晒クラフト(白)が適しており違和感なく使えそうという意見がありました。それ以外の感想も併せてご紹介します。

    「晒クラフト(白)はイラストが活きていていい!」
    「全体の印象がつやっぽく感じました」

    *カラークラフト(イエロー)ではこのイラストの良さは表現できませんでしたので画像は割愛させていただきます。
    このたびはこの企画に賛同してご協力していただきました日野様、ありがとうございました。

  • モニター 櫻井様の作品

    【櫻井様からの感想】

    《今回のデザインのコンセプト》
    フルカラーということなのでどの位の感じでロウ引きの効果がでるのか見てみたいと思いました。クラフトの地色を想定してベタ面の多いイラストではなく、水彩調のタッチでアンティークのような渋めの色味に仕上げました。

    《フルカラーでデザインされた印刷の仕上り》
    単色で印刷されたロウ引き加工の封筒は拝見した事があったので予想の仕上がりイメージがあったのですがフルカラーでは、思ったよりしっかりイラストのディテールが出ていると思いました。一番ロウ引きの封筒の効果が感じられるのはライトブラウンとダークブラウンのクラフトでした。白とイエローは、私のデザインではトレーシングペーパーに近い印象のものになってしまいました。イエローなどの強い色は、単色(2Cとか)のデザインの方が 良いかもしれません。

    第1回 ロウ引き加工封筒

    《スタッフより》
    水彩画で描かれたフルカラーのデザインをオフセット印刷したのですが、ロウ引き加工をすることでよりリアルに絵の具の質感が表現されています。

    素材:晒クラフト(白)
    ロウ引き加工 写真下

    第1回 ロウ引き加工封筒

    今回の様な落ち着いた色目のデザインですと、半晒クラフト(薄茶)の紙にも全体の色合いが馴染んでいます。さらにロウ引き加工をすることで、全体に深みが増してアンティークな仕上りになりました。

    素材:半晒クラフト(薄茶)
    ロウ引き加工 写真下

    第1回 ロウ引き加工封筒

    接写で見ますと、ロウ引き加工後はインクの色に深みが増しているのがよくわかります。

    素材:半晒クラフト(薄茶)
    ロウ引き加工 写真上

    鮮やかさを表現するイメージの強いフルカラー印刷で、あえてシックな色合いを求められたデザインがロウ引き加工の古めかしい質感と非常にマッチしたのではないでしょうか。
    水彩画というアナログな技法で描かれたデザインもロウ引き後のなめし皮の様な紙質との相性がいいようです。
    アンケートでもこんな意見が多く集まりました。

    「ロウ引きの質感とマッチして水彩画が際立っている」
    「アンティークなイメージが深くなって素敵です!」

    *カラークラフト(イエロー)ではこのデザインの良さは表現できませんでしたので画像は割愛させていただきます。
    このたびはこの企画に賛同してご協力していただきました櫻井様、ありがとうございました。

  • モニター 植村様の作品

    【植村様からの感想】

    《今回のデザインのコンセプト》
    ロウ引きというレトロな雰囲気が私のするスクリーンプリントとあうと思い、自分のデザインをいれました。色は迷ったんですが封筒の色に負けないように明るい色をつかいました。

    《ロウ引き加工の今までのイメージと実際ご覧になられた感想》
    手触りと風合いが素敵だなと、以前もロウ引き封筒をハグルマさんから購入したことがあり、今回デザインがのった加工はどんな感じになるのかとおもっていましたが、想像以上にかわいくて、普通の封筒よりもあたたかみのある仕上がりになったと思います。

    《この封筒を受け取られた方の感想》
    この封筒を受け取った方はロウ引きによって高級感やこだわり感があるねといっていました。とくにデザイン系のブランドなので、封筒などとても重要なので、ロウ引き加工封筒はお客様などにも印象が残るので良いと思いました。

    第1回 ロウ引き加工封筒

    《スタッフより》
    フルカラーで赤と水色を表現された明るいデザインです。ロウ引き加工後も鮮やかな色合いはよりくっきりと浮き出ているように感じます。

    素材:晒クラフト(白)
    ロウ引き加工 写真右

    第1回 ロウ引き加工封筒

    接写しますと蝋が紙の繊維に染み込んで透明感が出ているのがよくわかります。

    素材:晒クラフト(白)
    ロウ引き加工 写真右

    第1回 ロウ引き加工封筒

    今回のデザインは明るい色調で構成されているということもあり、カラークラフト(イエロー)への印刷にも映えています。
    さらにロウ引き加工によって暖かみが増したようです。

    素材:カラークラフト(イエロー)
    ロウ引き加工 写真右

    明るい色合いのデザインに、暖かみのある雰囲気が表現された作品です。整列されたデザインパターンとフルカラーで作られた赤と青の色味が十分に映えていることで、個性の強いイエローの紙ともマッチしたようです。さらにロウ引き加工によってトーンがおさえられ、全体のバランスがまとまっています。
    社内ではこんな意見がありました。

    「かわいいグラフィックにレトロ感が加わっていい!」
    「晒クラフト(白)の封筒は涼しい感じがする」

    このたびはこの企画に賛同してご協力していただきました植村様、ありがとうございました。

 

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株式会社 羽車は封筒・紙製品・印刷物の製造販売を行っています。1918年に大阪で創業しました。

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大阪府堺市の本社工場では封筒生産機と印刷機を中心に70台を超える機械が稼働しています。
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