お茶屋さんの印刷物
2021/09/27
日本茶や紅茶、ハーブティーなど、お茶はそれぞれの種類ごとに専門店で販売されることが多いですね。お茶は使用用途が幅広く、贈答用や外国の方がお土産として購入されることが多い商品です。ここでは、お茶屋さんの印刷物に必要なアイテムや、作成のポイントをご紹介していきます。
お茶屋さんで使われる印刷物とは
①お店のこだわりが伝わる「ショップカード」
②商品を見映えよく包む「パッケージ」
③お茶の種類を伝える「シール」
④お茶を包む「商品袋」
お茶屋さんで使われる印刷物はこのようなものが挙げられます。
自社らしい印刷物を使うことのメリットとは
お茶屋さんでお茶を購入するのは自宅用需要もありますが、特別なシーンに贈答品として用意する場合が多いのではないかと思います。ギフトとして提案する場合、お茶の魅力を伝えることに加えて、華やかさやセンスなど、相手の方に喜んでいただくための要素も大切になってきます。
お茶は中身が見えにくいため、パッケージの役割は重要です。商品の特徴や魅力、そして「このお店らしさ」は、印刷物やパッケージにこだわってさりげなくお客様へ伝えてみてはいかがでしょうか。
お茶専門店の印刷物のキーワード「伝統的、くつろぎ感、贈り物」
お茶は、取り扱う茶葉の文化的な背景によって異なる魅力が特徴的です。例えば日本茶でしたら、古くから伝わる伝統や文化が大切な要素ですが、あえてモダンに提案される事例も目にします。今は若い人のお茶離れもあると言われますが、だからこそ「高級感」「日本らしさ」が期待されそうです。
また紅茶やハーブティーなどは、種類によって香りや効能に特徴があり、その専門性を活かしたアドバイスは特別な価値のあるものです。
お茶を贈ることは、日々忙しく流れる時間の中で「ゆっくりとした時間」をプレゼントすることにもつながると思います。とっておきのものを選んで、特別な時間を過ごしてもらいたい、という気持ちで選びたくなる贈りもの。パッケージにリラックス感を感じるのも、そのような商品の特性があるかもしれません。
お茶屋さんでよく使われる印刷物
①ショップカード
お店の特徴がしっかり伝わるショップカード
ショップカードはお店のイメージを凝縮させたアイテムです。ギフトをいただいた時、ショップカードを見てどのようなお店なのかを何となくイメージすることがありますので、直接来店できないお客様にも、商品へのこだわりなどがさりげなく伝わる仕上がりが理想です。
ショップカードは1枚のカードで準備してもよいのですが、お茶屋さんはカードに記載する情報量がどうしても多くなります。お店の特徴や成り立ち、こだわりなどを書いた三つ折りシートで用意すると、よりお客様に伝わりやすくなります。
手にとるショップカードは質感の選び方が大切
ショップカードはお店の名刺となるので、ショップカードのデザインや内容はもちろん、紙質まで丁寧に選ばれる場合も多いです。商品イメージが手作り感が伝わるナチュラルなものなら、あたたかな質感のコットンなどの紙素材を。また、洗練されたイメージの商品であれば、これまでのお茶屋さんのイメージをあえて外してシャープな印象のものを選ばれると、意外性から印象に残るカードになるかもしれません。
②パッケージ
ギフト提案は、用途やお茶の種類に合わせて
お茶のパックを包むパッケージは、お店の雰囲気が伝わるものがおすすめです。パッケージされた商品は贈答用、またはお土産などに利用される場合が多いので、受け取った相手にもお店の雰囲気や魅力が伝わるものが理想です。
お茶は慶弔のギフトでもよく選ばれるものなので、どちらにも対応できるような紙色を選ばれる傾向にあります。また、「自然志向」「高級志向」などお店のコンセプトに合わせた印刷物を探している、というご相談もよく承ります。
シンプルで使いやすいキャラメル箱は薄いお茶のパックを入れるのに適しています。必要な際に簡単に組み立てることができるので、店内での箱の在庫スペースにも困りません。
お茶のパックの商品サイズから箱のサイズも決めて、オリジナルサイズでオーダーすることや、既製箱を活用いただくこともできます。
気軽なお土産用には、手に取りやすい持ち手付きパッケージを。角底箱は自立するため棚の陳列にも適しています。環境に配慮した紙を使ったパッケージは、ナチュラル志向の商品を印象付けます。
カジュアルなギフトやレジのお渡し用袋に便利な平袋。森林認証紙の平袋は、プラ袋から紙製に切り替えのご検討に、導入いただいています。
③シール
商品バリエーションを伝えたり、パッケージのアクセントに使いやすいシール
商品の魅力、バリエーションを美しく見せるシールは、パッケージのポイントとしても大切です。中の商品がイメージしやすいようなデザインや色、紙の種類を選び、商品バリエーションが楽しめる演出をしてみてはいかがでしょうか。内袋のパックにシールを貼るだけでも印象を変えることができます。
ショップカード、お店らしさ、パッケージはイメージを統一させると、より印象的にお客様へ魅力が伝わります。
④パッケージ封筒
フタつきで便利な封筒パッケージ
新商品のお試し商品・薄いパック入り商品は、大げさにならず手に取りやすい封筒をパッケージに使うこともあります。封筒タイプなら豊富な種類の既製品から選ぶことができ、少量でもコストを抑えて作成できます。既製品への活版印刷や箔押しなど各種加工も、比較的早い納期でご用意できます。加工なしの既製封筒にシールを貼って、簡易的なパッケージとしてもお使いいだけます。
お客様の制作例(デザインギャラリーより)
新茶を入れる封筒のパッケージ
質感がよいコットン紙を使った商品パッケージ。特産の新茶をご案内するオリジナリティ―と高級感のあるパッケージが目を引きます。
銘茶荒井園様の制作例(ギャラリー)はこちら
ティーバッグ用の封筒
ナチュラルなブラウンと鮮やかなレッドが印象的。贈り物に添えるカードのように使っていただくことをイメージされた封筒パッケージです。
コノハト茶葉店様の制作例(ギャラリー)はこちら
和紙のあたたかなイメージを活かした商品シール。緑をベースに、それぞれのお茶のイメージ、味を色で表現されています。
前田製茶(多良岳山麓)様の制作例(ギャラリー)はこちら
羽車の制作例(お茶屋さん・近似の業種)
日本茶 山茶屋(さんちゃや) パッケージ・ショップカード等トータル提案
トータルデザインのご提案制作例はこちら
SAUTEUR キャラメル箱
SAUTEUR 糊どめ箱
お茶(食品・食材)の商品パッケージ制作例はこちら
HATORI TEA 平袋・シール・説明カード
商品パッケージ用の平袋 パッケージ制作例はこちら
HATORI TEA 角底箱
まとめ
素材やお店への「こだわり」が詰まったお茶という商材。お茶屋さんの印刷物は、小袋などに入って中身が見えずに表現しにくい、お茶の香りと味のイメージを伝える大切なアイテムです。見た目ではなかなか他のお店との区別が付きにくいからこそ、紙の質感や色、デザインから伝わる印象が大切になります。お茶へのこだわりや商品の特徴、そしてお店の雰囲気が伝わる印刷物を作成して、ぜひお客様へのご案内やギフト商品の提案にお役立てください。