コロナ禍が収束し、久しぶりに海外出張に行ってきました
ヨーロッパでは、マスクをしている人々をほとんど見かけず、コロナについての話題もほとんど耳にしませんでした　まさに、日常が以前のように戻りつつある光景でした

写真はイタリアで訪れた印刷工房です
この工房は、印刷の受注業務だけでなく、自社商品も店舗で販売し、ギャラリーも併設して地元のコミュニティに開かれた場所として機能しています　印刷技術に関しては、古い木版印刷の技法に新しいアイデアを取り入れている姿勢が印象的でした
工房の案内をしてくれた方によれば、印刷業界に限らず比較的小規模なメーカーは、事業規模を追求するのではなく、地元に根差して活動し、同業者と協力して仕入れや販売を行っていることが一般的だそうです　無理をすることなく、自社の独自性を磨きながら発展を遂げているようです
さらに、コロナ禍を機に、社会課題に対して積極的に取り組む姿勢が広がっているとのこと　環境問題への取り組みや、地元社会への貢献、多様性への配慮など、実際に訪れてその取り組みを目の当たりにし、多くの学びを得ることができました

私たちの会社、羽車も、コロナの影響で休止していたスタッフ向けの海外研修会を来年から再開する予定です　海外研修から得た示唆やアイデアを活かし、未来の商品やサービス、企業姿勢について考える機会を作りたいと思います